ローカルのWindows10にLaravel9を学習するための環境を作成しました。備忘録として、アップします。いまは、素のPHPではなく、Laravelで開発するのがどうもフツーのようですね。なんかフレームワークって詰まらない(笑)ですが、まあ、時代の流れがそうですから仕方ないですね(笑)。流れとしては、XAMPPをインストールして、mySQL,PHP,Apache環境を作る。次にComposerを入れる。node.jsを入れる。コマンドプロンプトでLaravelプロジェクトを作るといった流れになります。
XAMPPのインストール
まずは、Windows環境にXAMPPをインストールします。
昔は、Windowsローカル環境を構築するには、mySQL,Apache,PHP個別にインストールする必要がありましたが、
現在はXamppで一括インストールが可能な便利なアプリケーションです。
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
こちらから Windows向けをダウンロードします。
2022/06/04現在 PHPとしてバージョン8.1.6です。
xampp-windows-x64-8.1.6-0-VS16-installer.exeをダウンロードし、実行します。
実行直後に現れるこちらのアラートは「OK」で進めば良いようですので、「OK」で進みます。
「次へ」でどんどん進めていきます。
インストール先は、デフォルトのC:\xamppのままです。
「Finish」でインストール完了です。
mySQL 「Start」
Apache 「Start」
の順に起動します。
http://localhost/phpmyadmin/
と打ち、phpMyAdminが表示されれば問題なくインストールされています。
素のPHPの開発であればXamppだけをインストールすれば、開発が出来ます。
Composerのインストール
次にComposerのインストールです。
ComposerをインストールしないとLaravelもインストールすることができませんし、nodeなどもインストールできません。
https://getcomposer.org/doc/00-intro.md#installation-windows
Installation – Windows部分の Composer-Setup.exe をダウンロードします。
ダウンロードしたComposer-Setup.exeを実行し、インストールに進みます。
Install for all usersのまま進みます。
PHPのPATHが表示されています。そのまま「Next」で進めます
「Finish」でインストール完了です。
コマンドプロンプトで「composer」と入力します。
Composerのバージョンを確認しますと、2.3.6でした。
Node.jsのインストール
Laravelのフロンドサイド側の処理を円滑にしてくれるLaravel Mixを利用するために、
Node.jsをインストールします。
https://nodejs.org/ja/download/
からWindows Installerをダウンロードします。
node-v16.15.1-x64.msiを実行します
すべてデフォルトの表示のまま進めます。
「Finish」でインストール完了です。
おそらく、コマンドプロンプトで node -v と打っても、
C:\Users\user>node -v
‘node’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
と表示されます。がっ、落ち着いて
WINDOWSを一旦再起動します。
node -v でバージョンが16.5.1であることが確認できました。
ちなみに npm -v と叩くと、
npm WARN config global --global
, --local
are deprecated. Use --location=global
instead.
と表示されましたが、使えるということでしょう。
node_4.png
Laravelプロジェクトの作成
c:\xampp下にlaravel-projectフォルダを作成しました。
任意の場所、任意のフォルダ名で良いです。
コマンドプロンプトで c:\xampp\laravel-project に移動します。
コマンドプロンプトで composer create-project laravel/laravel test1 –prefer-dist と打ち、
Laravelのプロジェクトを作成します。数分?かかります。
test1デイレクトリに移動し、php artisan -V と打ちますと、
Laravelのバージョンが確認できます。
ちなみにLaravelのバージョンを指定するには、
composer create-project laravel/laravel test1 –prefer-dist “8.*”とします。
npmをインストールします。
npm installの後に、npm run dev とします。
php artisan serveで、開発用サーバが使えます。
※停止するには、Ctrl + C
※php artisan serveの結果、同じコマンドプロンプトで作業ができなくなります。そのため、コマンドプロンプトあるいは、ターミナルを複数たちあげて作業することになります。
ブラウザで http://127.0.0.1:8000 を叩くと、Laravelの初期画面が表示されます。
phpMyAdminでデータベース test1 を作成します。
mySQLユーザーも作成します。
la_1_9.png
※備考 SQL文
CREATE USER ‘test’@’localhost’ IDENTIFIED VIA mysql_native_password USING ‘***’;GRANT SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE, CREATE, DROP, FILE, INDEX, ALTER, CREATE TEMPORARY TABLES, CREATE VIEW, EVENT, TRIGGER, SHOW VIEW, CREATE ROUTINE, ALTER ROUTINE, EXECUTE ON *.* TO ‘test’@’localhost’ REQUIRE NONE WITH MAX_QUERIES_PER_HOUR 0 MAX_CONNECTIONS_PER_HOUR 0 MAX_UPDATES_PER_HOUR 0 MAX_USER_CONNECTIONS 0;
test1フォルダの直下の.envファイルを編集します。
phpMyAdminで作成したデータベース名、ユーザー名、パスワードを入力します。
開発用サーバの軌道にコマンドプロンプトを使っているので、もう一つコマンドプロンプトを立ち上げます。
新たに立ち上げたコマンドプロンプトで、
cd c:\xampp\laravel-project\test1
test1に移動し、
php artisan migrate
とコマンドを打ちます。
phpMyAdminで、データベースtest1内に、テーブルが作成されます。